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SDGs愛媛県内子町の取り組み

 平成29年版環境白書に「SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた我が国の取り組み」として、横浜市北九州市と並んで愛媛県内子町の事例が掲載された。貧困や飢餓、保健、教育、エネルギーなど、地球規模の課題に積極的に取り組む「羅針盤」として2015年9月に国連サミットで採択された「SDGs」。国家レベルの目標にとどまらず、「政府と市民社会、企業、地方の英知を結集する」とうたわれている。

 内子町の取り組みは白書の中で「町が目指すまちづくりの先には、SDGsが掲げる目標が見えてくる」と評価された。いち早くSDGsを町の施策に取り入れようとする意図とは。総務課政策調整班の主幹兼班長、畑野亮一さんと、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの納堂由美子さんに現状と今後の展望を聞いた。

 

【SDGs 世界レベルから身近な課題まで】
 国連は、世界の貧困解消などに向けて数値目標を掲げてきた。2001年に策定され、2015年末で達成期限を迎えた「国連ミレニアム開発目標(MDGs)」の後継として「SDGs」は採択された。
 MDGsは一定の成果を挙げたものの、途上国の貧困、飢餓、紛争は残り、衛生、教育などの分野で問題が未だに存在する。世界的な経済や環境、エネルギーを巡る格差は、対立の構造を生み、過激化させている。SDGs採択文書では「誰も置き去りにしない」と強調し「世界を変革し、理想の未来を作る」との理念を掲げる。